[見えない存在(一)]
[見えない存在(二)]
[見えない存在(三)]
横浜駅前(夜7時)
今日はすごくうれしいんだ。だって、Mayとデートすることができるんだもん。
僕の仕事は家でプロジェクトを完成して、ある会社から金をもらうって言う在宅
プログラマーである。(最近はSOHOって呼ぶことになったらしい)
Mayはこの会社の会計だから、僕がプロジェクトを完成した後、彼女から、金を
もらうことになる。金に関する仕事のせいかもしれないが、彼女はすごく真面目な
人である。
横浜駅はいつもと同じ...込んでいる。それにいろんな大道芸もある。動かない人間
とか、一人で一杯楽器を使って音楽するなど。今、Mayを待っている僕が見ているの
は、長い風船を使って、いろんな物(動物とか、剣とか)を作る大道芸である。今、
作っているのは、ピンクの犬だ。
[あら、かわいいー]
って、僕の後から、Mayが言った。(どうして振り向かなくでも、Mayであることが
わかるのって言う疑問してしまったあなたはきっと、恋の経験がないでしょう)
[今日の計画はなんでしょう]
って、ピンクの犬を抱っこしながらMayが言った。
(なぜ、ピンクの犬を...って考えているあなたに...
好きな女にかわいいと評価されたものを買ってあげるのは男の天職だよ)
僕[美味しいなステーキ、面白い映画、散歩]
May[いいみたいね]
僕[賛成なら、行きましょう]
それから、ステーキ屋へ向かって、歩いていくことになった。
僕[なんか面白い話題がないかな]
って考えている時、突然、右の小さい道から、太った小犬が出って来た。白い色に方目は
黒いのである。
May[先の小犬、かわいいでしょう]
僕[かわいいですね]
May[paulさんも犬が好きですか]
僕[大好きです]
May[何の犬が好き?大きい?小さい?]
僕[中国種の犬]
May[どうして]
僕[美味しいから]
May[美味しい?]
僕[そう、そう、ホンコンで、食べたことあるの、すごく美味しかった]
僕はMayの顔色が変わったことも気付かずに、この話題を続けた。
僕[犬を美味しく料理するのは、そんなに簡単ではないですよ。最初、大きいの鍋に水を
入れ、それに、姜、葱も入れ、その後に味付けして、最後、毛の取った犬を鍋に入れ、
三時間、弱火で煮込む。完成した時はすごくいい匂いが出て来ますよ。そう、そう、
犬を食べた時は、特別な酒があるの、この酒と犬肉の組合せは最高です。]
やっと、Mayの反応を気付いた僕に
May[残酷。こんなに犬が好きなら、この犬まで食べなさい]
と言って、僕とピンクの犬を後にして、去って行った。
食べられない犬を抱っこしている僕は、鞄の中からPlam3を出して、
[デートする時、料理の話題をやめましょう]
って、今日のことをPlam3にrecord experience(経験記録)した。
つづく
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